『北の木と語る』
今日明日は、無垢の素材市を開催中です。
会社横の倉庫や工房には立て掛けられた天板がたくさん並んでいます。
こうやって木を並べてみると、(木ってたくさん種類があるな)とか
(どんな違いがあるのかな?)と思ってしまいます。
そんな時に参考になる本の紹介です。
ナラ、カツラ、カバ、カラマツ、タモ、セン、イタヤカエデなど
北海道を代表する12種類の木の生きている時の姿から、
加工されて生まれ変わっていく木の一生を、その木に関わる人たちを通して
紹介しています。
家具職人や、木工作家、能面師、ピアノのトップメーカーといった作り手が語る
木の特徴やそれを生かして作る作品、商品のこと、「どの部分にどんな特性が必要か、
一本一本違う個性や性質を見極めて使う」という木と関わるプロの言葉も並んでいます。
それぞの作家さんの作品もたくさん掲載されていますので、木工が好きな人が読んでも
楽しいのではないでしょうか?
まあ木の目利きの道は遠いとしても、
本で紹介されている樹種は、椅子や机、木工作品などで身近なものでもあり
今回の素材市でも、紹介された木の大きな天板が並んでいます。
読んでから見ると、なんとなくより身近に感じられる気がします。
素材市は明日の3時までやっていますので、
ぜひ覗きに来て下さい。(^^)