マーサ スピンチェア
展示場に置いてある椅子を紹介します。
マーサ スピンチェア。
かぐらができた頃から置いてある椅子です。
かぐらのカウンターにあるのは、この椅子のハイチェア(茶色)で特注品です。
木の椅子といっても、座面と背が柔らかそうな布地に包まれているせいか
子どもや女性に特に人気です。
さて、この椅子の最大の特長は「回る」こと。
あんまりうまく撮れていませんが、
上と比べて下の写真の座面が左に45度ほど回っているのが、
お分かりになるでしょうか?
この椅子は、テーブルに向っている時、わざわざ椅子を後ろに引いて
立ち上がらなくても、座面を回してすぐ立ち上がることを意図して作られています。
初めてそれを聞いた時、(なんて画期的な椅子なんだ!)と思いました。
ただし、座面の上に立って何かしようとすると、回って動くので要注意です。
(昔、電球を替えようとして危なかった・・・)
デザインナーは阿久津 宏さん。
実は、とある新作展でたまたまお話しする機会があったのですが、
すごく気さくで素敵な方でした。ただその時は、マーサや当時置いてあった
JAZZのデザイナーさんだとは気づかず、まったく違う話をしていたのでした。
あとでそのことを知ってびっくり。
知っていたら、普段見ているこの椅子のことを聞いてみたかったなぁと思います。
そんな機会はなかなかないもの・・・。
マーサ LDスピンチェア
W610×D580×H700×SH420mm
■材質/ナラ・エクセーヌ張
■仕上/ウレタン塗装
72,450円(税込)
㈱匠工芸